UR賃貸住宅では、空室が出来ると入居者を募集しますが、その中でも「特別募集」というものがある事をご存知でしょうか?
特別募集とは、入居していた人が亡くなった住宅に対する募集の事で、一般的に事故物件と呼ばれるものです。
そこで今回は、UR賃貸住宅の特別募集の利用方法や全国の募集物件、特別募集住宅に入居するメリットなども詳しくご紹介していきたいと思います。
UR賃貸住宅の特別募集の利用方法
それでは早速、UR賃貸住宅の特別募集の利用方法からご紹介していきたいと思います。
まずは、UR賃貸住宅の特別募集をインターネット上の公式サイトで検索します。
そして、特別募集をしているUR賃貸住宅が見つかったら、募集物件の近くにあるUR賃貸営業所の窓口に問い合わせます。
UR賃貸は、インターネットでは申し込む事が出来ないので、必ず最寄りの営業所へ行きましょう。
そして、営業所の窓口で特別募集の物件に入居希望という事を伝え、その時点で空室があれば申し込み書や同意書を書いて仮申し込みが出来ます。
仮申し込みを行ったら、対象物件の内覧をする事が出来るので、物件の図面や事故発生時の報告書などを確認した上で内覧します。
報告書には、部屋のどこで亡くなったのかや、死因なども書いてあるので、部屋の状況と合わせて確認し入居できるか判断します。
物件の内覧が終わり、予定通り入居したい場合は営業所にて本申込みを行います。
申込み時に、契約日と入居日を決定し必要書類を渡されて本申込みが完了となります。
本申込みの際には、下記の書類が必要になるので忘れずに用意しましょう。
・身分証明書
・課税証明書
・住民票
・初期費用の現金
・入居同意書
UR賃貸住宅の特別募集を利用するメリット・デメリット
利用するメリット
では次に、UR賃貸住宅の特別募集を利用するメリットについて見ていきましょう。
UR賃貸住宅の特別募集を利用する最大のメリットは、通常の家賃よりもかなり安く入居できるという事です。
そのため、家賃が高くて入居を躊躇しているという場合は、非常にありがたいメリットと言えるでしょう。
利用するデメリット
UR賃貸住宅の特別募集の物件は、入居から1年間または2年間の家賃が半額になるのです。
これは、亡くなった原因が老衰や事故・自殺関わらず、入居中の人が亡くなり事故物件になると、多くのUR賃貸住宅では一律で家賃を半額で貸し出すという事をしています。
まとめ
さて今回は、UR賃貸住宅の特別募集について詳しく解説してみました。
UR賃貸住宅では、いわゆる事故物件となった住宅を、家賃を安くして入居者を募集する特別募集を行っており、その部屋に入居する場合は1~2年間通常の半額程度の家賃で住み続ける事が出来るのです。
今回は、全国の特別募集を行っている主な物件をご紹介しましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
コメント