賃貸住宅を借りるのは若い時に比べてシニアになるほど家を借りにくくなります
高齢者が賃貸を借りることが難しくなる理由は
- 勤め先が必要
- 大家さん・管理会社の審査が厳しい
- 近くに親族がいるかどうか確認される
保証人なども要求されるのでなかなかシニアの賃貸は借りやすいという物ではないようです
シニアや高齢者の場合はUR賃貸住宅がおすすめです
- 理由は年齢制限なし
- 保証人不要
- 会社勤めをしていなくても借りれる
ことができます
シニアにおすすめできるUR賃貸住宅についてまとめてみました
UR賃貸は高齢者でも借りやすい理由・保証人不要!・審査が分かりやすい
UR 賃貸住宅は年齢制限がない!
年齢制限ない・60歳以上でもOKです
民間賃貸の場合は高齢者だから制限はないということをいっていますが、審査の結果入居できないということもあります
家主さんや管理会社の審査で年齢によって不利な審査もあるからです
理由は万が一なにかあったら困るということもあります
シニアだから審査で不利はなし
UR賃貸住宅はもともと、住宅公社ということで所管の官庁が国土交通省になっており国との結びつきが非常に強いです
審査方法も民間賃貸とは違い、家賃の支払い能力があるかどうかになります
同世代の方も多く、お友達もできやすいです
UR賃貸は3世代でお住まいになっている方も多く、一生UR賃貸で生活されるという方も珍しくありません
子供からシニア層まで住みやすい賃貸住宅として人気です
シニア層の方も多くお住まいになられており、コミニティーやクラブなどもある住宅も多いです
老人ホームなどよりも自由
高額な費用を支払って老人ホームに入所したけれども、息苦しさが原因で賃貸を探されている方も多くいます
そういった方にUR賃貸住宅は非常に人気です
以前は考えられなかったタワータイプのもの、繁華街の近くのUR賃貸など今まで経験してこなかった住環境を求める方が多いです
保証人がいらないので契約も簡単
保証人がいる場合は印鑑証明であったりとか所得の証明であったり住民票などいろいろな書類を保証人さんにお願いしないと契約することもできません
UR 賃貸住宅の場合は保証人さんがいらないので、ご本人さんだけで契約することができます
- 本人確認書類(免許書・保険書・パスポート)
- 住民票
- 審査用の書類(所得証明 もしくは 預貯金の残高証明)
UR賃貸住宅の高齢者の入居条件
高齢者だから入居審査がないということはありません
家賃を今後支払いができるかどうかということで審査があります
- 収入
- 預貯金
- 家賃の1年以上の前払い
- 子供に借りてもらう
のどれかで審査はパスすることができます
収入の審査の場合
- 収入は給与・ボーナスなどのほか
- 給与収入以外に事業用の所得
- 預金の利子所得
- 株などの配当所得
- 年金などの雑所得
などが所得として計算することができます
収入が足りない場合は同居しない家族や兄弟と収入を補てんすることもできます
預貯金の審査の場合
預貯金の残高証明を金融機関から発行してもらいます(手数料がかかります)
1年間の前払い(入居審査はパスできます)
必要書類は住民票のみになります
家賃を1年間先払いすると入居審査はなくなります
さらに先払いすると割引を受けることもできます
1年の途中で解約する場合は返金されますので安心して下さい
子供に借りてもらう
子供に借りてもらうこともできます
入居するのは親ということもできます
高齢者のUR賃貸の住み心地は?
団地によっても違いますが、戸建、マンションなどに比べて高齢者がお住まいになっている率は高いようです
団地の敷地は広く、緑やベンチなどがところどころに設置されています
団地内で安心して散歩を楽しむ事ができます
設備の不調なども管理人さんも常駐されていることが多く、歩いて相談に行くことができます
一般的な賃貸住宅に比べて高齢者も住みやすい環境になっています
耐震建物と充実した管理
耐震診断を99%実施しているUR賃貸住宅は大規模災害に安心
高齢者は災害時は一番の弱者になってしまう可能性があります
- グリーンキーパーが緑の保全
- クリーンキーパーが敷地内の掃除
- 管理事務所
- 住まいセンター
- 緊急事故受付センター
初期費用が抑えられる
(3月24日入居の場合)
家賃3万円(管理費3,000円)の場合に3月24日に入居する場合の費用
敷金 | 60,000円 |
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日割り家賃(8日分) | 7,741円 |
日割り管理費(8日分) | 774円 |
契約時に必要な費用 | 68,515円 |
UR賃貸に入居する場合は敷金として家賃の2か月分がかかります
ただ、敷金は預り金になります
お部屋を綺麗に使うことで返金される額が増えます
日割家賃・日割共益費がかかります
毎月の家賃の支払いは月末
家賃は毎月月末の支払いになります
つまり、先払いではありません
ur賃貸の高齢者の家賃減額制度
UR賃貸では国費によって家賃の支援制度があります
利用するには一定のルールがあるのでご相談ください
すべてのUR賃貸住宅が対象というわけではなく、利用できる住宅であればお得に入居できます
家賃改定特別措置
現在の家賃が急激に上がる場合に低所得の高齢者に対して家賃の支援制度があります
家賃改定の場合も所得が少ない場合はそのままの家賃でご入居しつづけることができます
高齢者向け優良賃貸住宅
低所得者世帯に対して、国・UR都市機構が家賃を一部負担して老後の生活を円滑にする住宅になります
入居条件
- 申込本人が満60歳以上の単身者
- 申込本人が満60歳以上で、同居者が配偶者(年齢制限無し)
- 安心サポートに加入
設備
- 手摺の設置
- バリアフリー
家賃の割引
- 月額所得額が15.8万円以下
健康寿命サポート住宅
入居条件
- 申込本人が満60歳以上の単身者
- 申込本人が満60歳以上で、同居者が配偶者(年齢制限無し)
設備
- 手摺の設置
- バリアフリー
家賃の割引
- 月額所得額が15.8万円以下
高齢者等向け特別設備改善住宅
- バリアフリー工事の施工
- 連絡通報用装置
入居条件
- 満60歳以上の高齢者
- 障害者
設備
- 手すり・バリアフリー
- 連絡通報装置
家賃の割引
- 割引はなし
子供世帯が近くに住んでいると割引制度も利用できる
近居割・近居割ワイドという割引制度があります
近くに子供世帯が住んでいると割引制度が利用できる制度になります
- 近居割は同じ団地内に子供世帯が住んでいる
- 近居割ワイドは団地に住んでいなくてもUR賃貸の条件に合うエリアに住んでいる
ことで最大5年間、家賃の5%の割引を利用することができます
まとめ
いかがでしたでしょうか
入居審査・建物・家賃割引など魅力あるUR賃貸住宅ですが、保証人が要らないというのが一番のメリットだと思います
入居審査も収入審査だけでなく、家賃の前払いで入居する一時払い制度・貯蓄残高で入居する貯蓄基準制度・別世帯の家族と協力して家賃を支払う家賃補給制度・子供に借りてもらい入居する方法などもあります
また、家賃の割引制度もあるのでご利用できる可能性もあります
老後の住まいということでUR賃貸住宅も検討される一つとして考えていただいてもいいかもしれません
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