ジモティーは、無料で家具や不要なものを個人間でやり取りできる便利なサービスですよね。
フリマアプリと共に、利用している人も多いのではないでしょうか？
ジモティーでは、家具や不要品だけでなく様々なものが取引されていますが、その中で賃貸なども取り扱われています。
しかし、一部ではジモティーの賃貸は危険だという噂もあり、利用したいけれど不安という人もいるでしょう。
そこで今回は、ジモティーの賃貸が危険と言われる理由や対処法について詳しく解説していきたいと思います。
ジモティーの賃貸の特徴
それではまず、ジモティーで取り扱われている賃貸の特徴から見ていきましょう。
不動産業者だけでなく個人運営の賃貸もある
ジモティーでは、一般的な不動産会社にはない個人運営の賃貸も取り扱われているという特徴があります。
もちろん、不動産会社が取り扱っている賃貸もありますが、大手というよりも小規模な仲介業者だったり、実店舗がない仲介業者である事も多いです。
格安がウリのジモティーでは、広告費用がかかり高くなりがちな大手不動産会社とは異なり、費用を抑えられる個人や小規模で運営している賃貸の方が圧倒的に多い傾向があります。
一般的な賃貸よりも格安
先ほども触れましたが、ジモティーでは小規模で運営していたり大家さんが個人で入居者の募集をかけているケースが多いため、仲介手数料がかからずその分家賃が他の賃貸と比べて格安なものが多いという特徴があります。
通常、一般的な賃貸では家賃1ヵ月分程度の仲介手数料がかかりますよね。
これは、ある意味賃貸ならば仕方ない費用とも言えるのですが、ジモティーに掲載されている賃貸ならば仲介手数料がかからないので、その分家賃を下げる事ができるのです。
築年数が古い物件が多い
ジモティーに掲載されている賃貸の多くは、築年数が古い物件が多いという特徴があります。
個人で運営している賃貸が多いという事もあり、格安で提供する代わりにリフォームや最新の設備への入れ替えなどは行わずにそのままの状態で入居者を募集しているケースがほとんどだからです。
ジモティーの賃貸が危険と言われる理由
では次に、ジモティーの賃貸が危険と言われる理由について見ていきましょう。
仲介業者がいないから
1つ目は、仲介業者がいないからという理由です。
一般的な賃貸では、不動産会社などの仲介業者が必ず存在するので、何かトラブルがあった場合に間に入って対応してもらえます。
しかし、ジモティーの賃貸は個人や小規模の業者が取り扱っているものが多いため、トラブルが発生した場合は当事者間で解決しなければならないのです。
入居までの手続きなどが簡単で費用が格安な分、トラブルに対するしっかりとした取り決めがないので、危険と言われる事が多いと言えます。
設備が古い・整っていないケースがある
2つ目は、設備が古い・整っていないケースがあるという理由です。
ジモティーの賃貸では、格安な物件は多いですが最新の設備が導入されている物件や新築の物件はほとんどありません。
そのため、入居してから新たに設備を買い足す必要があったり、築年数が古い物件のため耐震強度などが心配という声が多いのです。
しっかりとした契約書がない事がある
そして3つ目は、しっかりとした契約書がない事があるという理由です。
ジモティーでは、不要になった家具なども個人間で取引したりするので、専門業者が作成するような契約書がない事があります。
通常、一般的な賃貸の契約では、入居に関する特約なども事前にしっかり説明がありますが、ジモティーの賃貸ではそのような説明がない事もあり、後々トラブルになりやすいケースがあるのです。
賃貸でのトラブルに関しては、契約書に書かれている内容が一番強い効力を発揮するので、その契約書が曖昧だと危険と感じる人が多いという事でしょう。
ジモティーで賃貸を探す時のポイント
さて、ジモティーの賃貸が危険と言われる理由を何個か挙げましたが、それでも家賃の安さなどでジモティーの賃貸に入居したいと思う人も多いと思います。
そこで最後に、ジモティーの賃貸を探す時にトラブルに巻き込まれないようにするポイントをご紹介したいと思います。
契約書を交わす
まず1つ目は、契約書を交わすという事です。
個人間での取引では、契約書を交わすのは非常に重要です。
事前に考えられるリスクや、起きる可能性のあるトラブルに対しての取り決めを、実際に入居する前に双方納得した状態で書面に残しておかないと、後々面倒な事になります。
賃貸では、基本的に口約束は効力がないので、特約なども含めしっかりと書面で残すようにしましょう。
契約前にしっかり内見する
2つ目は、契約前にしっかり内見するという事です。
一般的な賃貸でも内見は重要ですが、大手の仲介業者がいないジモティーの賃貸では認識のズレを解消しておくという意味もあり、契約前には必ず内見しておく事をおすすめします。
そして、少しでも気になる点は内見時に確認して、設備に関する疑問点もしっかりと解消しておくようにしましょう。
トラブルの際の対応を確認する
そして3つ目は、トラブルの際の対応を確認するという事です。
一般的な賃貸では、入居中に何かトラブルが発生した場合は、管理会社などが対応してくれますが、ジモティーの賃貸では物件によってトラブル時に対応が異なります。
そのため、何か問題が発生した時の連絡先や対処方法などを事前に確認しておくようにしましょう。
ジモティーの賃貸は絶対危険というわけではない
ジモティーの賃貸は、一般的な賃貸とは異なる点が多く危険なのでは？と不安に思う人も多いと思いますが、入居する前にしっかりと疑問点を解消し、書面で残る契約書を交わしておけばそこまで心配する事はありません。
格安なので危険というイメージが強い傾向がありますが、ジモティーの賃貸が絶対に危険という事はないので安心してください。
まとめ
さて今回は、ジモティーの賃貸が危険と言われる理由や対処法について詳しく解説してみました。
今回ご紹介したように、ジモティーでは格安の賃貸が見つかるというメリットがある一方で、個人間でのやり取りなのでトラブルが起こるリスクだったり安全である保障がないというデメリットもあります。
ジモティーの賃貸が、絶対的に危険とは言えませんが、ジモティーで賃貸を探すのであれば事前に今回ご紹介したような対処法をしっかり実践し可能な限りリスクを少なくしておく事が大切でしょう。
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