一般的な賃貸では必要になる、仲介手数料や礼金・更新料などが無料という魅力的な要素が特徴のur賃貸ですが、やはりデメリットも存在します。
ur賃貸だけではありませんが、その賃貸住宅のデメリットをしっかりと把握した上で契約しないと、後々後悔する可能性があります。
そこで今回は、ur賃貸のデメリット!というテーマで、後悔しないためのポイントを詳しく解説していきたいと思います。
これから、ur賃貸への入居を検討している人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【ur賃貸】入居前にデメリットを知る事は大切
冒頭でも触れましたが、ur賃貸に限らず賃貸住宅に入居する際は、必ずその物件のデメリットをしっかり知っておく事が重要です。
入居前は、その物件の良い部分が際立って見えがちで、デメリット部分はなかなか気づけないケースも多いと言われています。
メリットにばかり気を取られて、デメリットの確認をしないままいざ入居してみると、想定外のデメリットが見えてきて、生活に支障が出てしまうという可能性もあります。
そのため、賃貸住宅に入居する際は、必ずデメリットをしっかり知っておくようにする事をおすすめします。
ur賃貸のデメリット
それでは次に、ur賃貸のデメリットを見ていきましょう。
なかなか空室が出ない
まず1つ目は、なかなか空室が出ないという事です。
ur賃貸は、入居申込みを先着順で受け付けており、立地条件の良い物件は人気が高くすぐに空室が埋まってしまいます。
一度空室が埋まると、次に空室が出るまでにある程度の期間が必要になり、すぐに引っ越したいと思っても空室が見つからないというケースが多いのです。
そのため、いくら住みたい地域に希望に合うur賃貸があっても、なかなか空室が出なくて入居できないというデメリットがあるのです。
築年数・設備が古い
2つ目は、築年数・設備が古いという事です。
ur賃貸は、都市再生機構(UR都市機構)が管理する公的な賃貸住宅で、高度経済成長期に建てられた物件が多いのが特徴です。
そのため、全体的に物件の築年数が古く、居室の設備自体も古い傾向があるのです。
現在では、徐々に時代の流れに沿った内装にするため、リノベーションなどが行われていますが、全ての物件の改修工事が終了しているわけではないので、生活をする上で不便さを感じるというデメリットがあります。
目的に合った物件を探すのが大変
3つ目は、目的に合った物件を探すのが大変という事です。
例えば、賃貸住宅でペットと一緒に暮らしたいと考えている人も多いと思いますが、ur賃貸ではペットと一緒に入居できる物件は非常に少なく該当する物件を探すだけでもけっこう大変です。
また、通勤に便利な場所のur賃貸を借りたいと考えていても、ur賃貸の特徴として同じ敷地内にいくつもの団地が建設されているという事があるため、駅に近い場所や立地条件が目的に合う物件を探すのが大変というデメリットがあります。
収入に関する審査基準が厳しい
4つ目は、収入に関する審査基準が厳しいという事です。
ur賃貸は、一般的な賃貸と異なり保証人が不要だったり、仲介手数料・礼金などが無料の代わりに入居審査基準が厳しいという特徴があります。
特に収入に関する審査基準は厳しい傾向があり、urが定める条件をクリアするだけでも難しいという人が多いでしょう。
しかし、状況によって「1年分の家賃前払い」などの緩和措置もありますので、収入面で不安な人は事前に相談してみる事をおすすめします。
家賃が高め
そして5つ目は、家賃が高めという事です。
ur賃貸は、基本的に広めの間取りで作られている物件が多く、部屋の面積に合わせて家賃の価格が決まるので全体的に他の賃貸と比べると高めの設定になっています。
しかし、初期費用に関しては一般的な賃貸に比べると安くなっているので、全体的な費用としては安いケースが多いでしょう。
【ur賃貸のデメリット】後悔しないためのポイント
それでは最後に、ur賃貸のデメリットを知り後悔しないためのポイントをご紹介していきましょう。
内覧の際に設備や築年数を確認する
まず1つ目は、内覧の際に設備や築年数を確認するという事です。
ur賃貸では、内覧の事前予約を行う事が出来ます。
しかし、管理事務所のスケジュールや鍵の貸し出しの都合上、内覧の問い合わせをしてもすぐには内覧出来ないケースが多いので、理想の条件に近い物件を見つけたら、すぐに内覧の予約をしましょう。
そして、内覧の際には必ず内装や部屋の設備・築年数などをしっかり確認する事をおすすめします。
その時点で、もしも希望の条件と合わない場合は、他の物件を検討した方が良いでしょう。
目的に合っているかを確認する
2つ目は、目的に合っているかを確認するという事です。
ur賃貸では、物件ごとに入居条件などが異なるため、同じ地域の物件でも自分が求めている条件に合うかどうか確認しないと分かりません。
そのため、例えばペットと一緒に暮らしたいのであれば、ペット対応の物件である事を確認する必要がありますし、立地条件なども申込む前にしっかりとライフスタイルと目的に合っているかを確認するようにしましょう。
初期費用だけでなく家賃相場も確認する
そして3つ目は、初期費用だけでなく家賃相場も確認するという事です。
ur賃貸は、他の一般的な賃貸に比べて初期費用が抑えられるという特徴がありますが、その代わりに家賃はやや高めに設定されています。
そのため、初期費用の安さだけで入居を決めてしまうと、毎月の家賃の支払いがきつくなってしまう危険性があるので、初期費用と家賃を含めた総合的な価格で決める事が重要です。
まとめ
さて今回は、ur賃貸のデメリット!というテーマで、後悔しないためのポイントなども詳しく解説してみました。
ur賃貸は、初期費用が安いという魅力的なメリットが目立ちますが、やはりデメリットもあり入居を決める際にはデメリットもしっかりと把握しておく事が大切です。
入居してからでは、すぐに退去するのは難しくそれだけ追加の費用もかかってしまうので、ur賃貸への入居を検討している人は今回ご紹介したデメリットも含めてしっかりと確認しておくようにしましょう。
コメント