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UR賃貸住宅は同棲できる?手続きの方法や注意点など解説します!

UR賃貸住宅 同棲

付き合っている恋人と同棲をしたいと思った時に、賃貸住宅に入居しようとする人は多いと思います。

しかし、まだ結婚をしておらず同棲の段階で賃貸住宅に入居する事は出来るのか不安という人もいるでしょう。

そこで今回は、UR賃貸住宅は同棲できる?というテーマで、同棲する時の手続きの方法や注意点などを詳しく解説していきたいと思います。

これから、賃貸住宅での同棲を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

UR賃貸住宅は同棲できる?

それでは早速、UR賃貸住宅は同棲できるのか?という部分から解説していきましょう。

結論から言うと、UR賃貸住宅では同居は「配偶者」「6親等以内の血族および3親等以内の婚族」に限るとされているので、結婚前のカップルの同棲は認められていません。

それでも、初期費用などが抑えられるUR賃貸住宅で同棲をしたいと考えるカップルは多いでしょう。

そのため、カップルでもUR賃貸住宅で同棲できる条件を次でご紹介したいと思います。

UR賃貸住宅で同棲するためには?

それでは、UR賃貸住宅で同棲するためにはどうしたら良いのかを解説していきます。

婚約届を提出する

まず1つ目の方法としては、婚約届を提出するというものです。

UR賃貸住宅では、結婚意思のないカップルが同居する事は認められていませんが、のちのち結婚する意志があるカップルの場合は「婚約者」として同居する事が認められています。

婚約者は、UR賃貸住宅での規定では「親族」とみなされるからです。

しかしこの場合は、UR賃貸住宅の所定の書式による婚約届を提出する必要があり、これを提出しない状態では同棲する事は出来ません。

婚約届は、入居から半年以内で入籍しますという事を確約する書類で、確実に結婚を視野に入れている事を証明するものとなります。

そのため、まだ入籍前だけれど同棲をしたいと思っているカップルは、婚約届を提出する事でUR賃貸住宅で同棲する事が可能となります。

ハウスシェアリング制度を利用する

そして2つ目の方法としては、ハウスシェアリング制度を利用するというものです。

UR賃貸住宅のハウスシェアリング制度は、お互いに家賃を半分ずつ支払う事で同じ部屋をシェア出来るという制度です。

この場合は、カップルそれぞれの支払い能力が確認できる事が条件となります。

支払い能力の基準としては、昨年度の収入が家賃の4倍あるという事が条件になります。

UR賃貸住宅で同棲する時の手続き方法

では次に、UR賃貸住宅で同棲する時の手続き方法について解説していきたいと思います。

UR賃貸住宅で同棲する時は、一般的な賃貸借契約に加えて同居届というものを提出する必要があります。

同居届が必要な主なケースは、下記の通りとなります。

・出産して家族が増えた場合

・進学や就職などで親族が一緒に住む事になった場合

・結婚を前提とした婚約者が一緒に住む事になった場合など

UR賃貸住宅の所定の同居届は、UR都市機構のホームページからダウンロードしてプリントアウトした状態で使用します。

ホームページからのダウンロードの他にも、UR都市機構管理サービス事務所や住まいセンターなどでも受け取る事が可能です。

そして、必要箇所を記入し親族である事を証明できる書類を一緒に添付した状態で、管理サービス事務所または住まいセンターに提出します。

親族である事を証明する書類としては、「住民票」「戸籍謄本」などが該当します。

UR賃貸住宅で同棲する時の注意点

それでは最後に、UR賃貸住宅で同棲する時の注意点について解説していきたいと思います。

「内縁」の定義

まず1つ目の注意点としては、「内縁」の定義についてです。

UR賃貸住宅では、「配偶者」または「6親等以内の血族および3親等以内の婚族」に限り同居が認められていますが、実は「内縁」の関係性にあるカップルの同居も認められています。

「内縁」とは、実際には婚姻の届け出はしていないけれど、当事者同士の生活実態が事実上夫婦同然の生活をしている関係性の事を指します。

正式な夫婦ではありませんが、このような内縁関係にある場合も、同居家族として認められるのです。

しかし、ここで注意が必要なのが、いくら内縁関係であったとしても、婚姻意思のない愛人関係のような場合は「内縁」には該当しないので覚えておきましょう。

無届の同棲はトラブルのもと

そして2つ目の注意点としては、無届の同棲はトラブルのもとという事です。

カップルで同棲をしたいと思った時に、わざわざ届け出を出さなくてもバレないのでは?と考える人もいるかもしれません。

しかし、UR賃貸住宅でしかも単身用の物件の場合は、生活音や会話、人の出入りなどでバレてしまう可能性が高いと言えます。

実際に、UR都市機構が調査に来るわけではありませんが、同棲をしていて騒音などの近隣トラブルが起こった時、他の入居者からURへクレームが入ったりして同棲がバレてしまうケースもあります。

そのため、無届の状態で同棲すると後々信用を失うようなトラブルに発展してしまう可能性があるので注意しましょう。

まとめ

さて今回は、UR賃貸住宅は同棲できる?というテーマで、手続きの方法や注意点なども併せて解説してみました。

入籍をしていないカップルの場合、同棲では出来るだけ費用を抑えたいと思うので、UR賃貸住宅で同棲をしたいと考える人は多いと思います。

しかし、UR賃貸住宅で同棲をするためには、同居届や婚約届などURが定める書類を提出する必要があり、それらの手続きを踏まないと同棲する事は出来ません。

とは言え基本的には、結婚を予定しているカップルならば問題なく同棲する事が出来るので、UR賃貸住宅での同棲を検討している人はぜひ参考にしてみてくださいね。

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