子育て世代にとって、子育て環境の充実は非常に重要なポイントですよね。
中でも、賃貸住宅へ入居する際は、子どもがのびのびと生活しやすい環境や費用面も気になるところです。
そこで今回は、子育て世代に嬉しいUR賃貸住宅の子育て割の対象や申込み時のポイントなどを詳しく解説していきます。
子育て割でUR賃貸住宅への入居が叶った人多数
子育て世代は、何かとお金がかかる事が多いので、賃貸住宅の家賃は出来るだけ抑えたいというのが正直なところでしょう。
そんな子育て世代からは、子育て割があったからUR賃貸住宅への入居を決められたという声も多く届いているのです。
30代主婦:「子どもの小学校入学を控え、賃貸マンションからUR賃貸住宅へ移りました。
UR賃貸住宅へは、希望予算や間取りを申し出ていましたが、なかなか条件にぴったり合う物件がなく諦めかけていました。
そんな時に、子育て割が利用できる事を知り、当初の家賃よりも安くなる事でこの制度のおかげで入居が叶いました。」
UR賃貸住宅の子育て割の対象は?
では次に、UR賃貸住宅の子育て割の対象についてご紹介していきたいと思います。
18歳未満の子どもを扶養する子育て世帯
1つ目の対象は、18歳未満の子どもを扶養する子育て世帯であるという事です。
18歳未満の「孫」「甥」「姪」なども子どもに該当し、まだ生まれていない妊娠中の場合も対象となります。
さらに、「世帯の所得合計が月に9万円以下」「2人家族で年収約503万円以下」「3人家族で年収約551万円以下」「4人家族で年収約598万円以下」「5人家族で年収約646万円以下」という所得要件を満たしている事が条件となります。
入籍して5年以内の新婚世帯
2つ目の対象は、入籍して5年以内の新婚世帯であるという事です。
子育て割という名前から、子どもがいないと対象にならないというイメージがあると思いますが、子どものいない入籍して5年以内の新婚世帯でも、子育て割を利用する事が出来ます。
UR都市機構の入居資格要件を満たしている事
そして3つ目の対象は、UR都市機構の入居資格要件を満たしている世帯であるという事です。
UR賃貸住宅に入居しようとする人は、UR都市機構が定めている入居資格要件を満たしていなければなりません。
この要件を満たした上で、上記の条件に当てはまる世帯が子育て割の対象となるのです。
UR賃貸住宅の子育て割のポイント
では次に、UR賃貸住宅の子育て割のポイントをご紹介していきましょう。
最長9年間の割引適用
1つ目のポイントは、最長9年間の割引適用があるという事です。
これは、新婚世帯から子育て世帯へ切り替えた場合の最大割引となりますが、18歳未満のお子様を扶養している家庭にとってはとてもありがたいポイントです。
子育ては、お子様の年齢が上がるにつれて必要になるお金も変わってきます。
そのため、一番お金が必要になる9年間、住まいの割引が適用されるので費用を抑える事が出来るのです。
最大20%家賃割引
そして2つ目は、最大で20%家賃が割引されるという事です。
減額金額の上限は、25,000円と決まっていますが、それでも10万円の家賃の賃貸住宅ならば20%割引で8万円程度にまで家賃を抑える事が出来るのです。
子育て世代にとっては、賃貸に入居している限り固定費としてかかり続ける家賃。
この家賃の金額が、20%も割引されるというのは非常に嬉しいポイントですよね。
UR賃貸住宅の子育て割のお部屋に入居するためには?
それでは最後に、UR賃貸住宅の子育て割のお部屋に入居するための方法について解説していきたいと思います。
毎年の収入審査を通過する
UR賃貸住宅での子育て割の適用には、毎年度行われる収入審査に通過する必要があります。
収入審査で、規定の基準を超えた場合は、その翌年度からは子育て割適用金額ではなく、通常の家賃へ変更になるので注意しましょう。
収入審査では、課税証明書の提出が必要なので、事前に準備しておくとスムーズです。
UR窓口で入居申込みをする
そして2つ目は、UR窓口で入居申込みをするという事です。
UR賃貸住宅への入居申込みは、インターネットや電話での受付は行われていません。
そのため、UR賃貸住宅を取り扱っている不動産会社や、UR賃貸住宅の現地案内所・ショップなど窓口になっている所で入居申込みをする必要があります。
また、子育て割の申し込みは、先着順で手続きが行われるので、入居を希望している場合は出来るだけ早く申込みを行うようにしましょう。
子育て割の対象となっている部屋の空室状況は、インターネットで確認する事が出来るので、空き情報を小まめにチェックして希望の物件を探しておきましょう。
まとめ
さて今回は、UR賃貸住宅の子育て割について詳しく解説してみましたが、いかがだったでしょうか?
子育て世帯にとって、家賃は固定費で毎月必要になる費用なので、出来るだけ抑えたいのが正直なところですよね。
UR賃貸住宅の子育て割ならば、一定の条件を満たしていれば最長9年間も家賃が割引になるという特徴があり、一番お金がかかる期間の費用が抑えられるという大きなメリットがあるのです。
しかし、人気が高いという事もあり、なかなか空室が出来ない事が多いので、子育て割での入居を検討している人は早い段階から申込みをしておくと安心でしょう。
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