無職やフリーランスなりたての方は賃貸審査でやはり困るのは収入がない、所得が少ない、海外でいたために去年の収入がないなど借りるのに困ることもありますよね
UR賃貸の一時払い制度を簡単に説明すると、家賃1年分前払いするので入居審査をパスができる制度です
UR賃貸ではその他、年齢制限・連帯保証に不要など賃貸を借りるのにネックになっている事を借りやすいようにシステムが出来上がっています
賃貸を借りるのに少し不安をお持ちの方は一度検討してみてもいいでのではないでしょうか?
所得不要のUR賃貸一時払い制度
無職・フリーランス・年金収入の方におススメ
家賃を最低1年以上前払いする事で所得審査は一切ありません
他の賃貸ではまず考えられない審査方法になりますので無職、フリーランスの方には特におすすめの制度になります
もちろん、UR賃貸では年齢、連帯保証人の有無などの一般的に賃貸を借りる時に問題になることがありません
仕事の多様化に合わせ収入証明一切不要
一時払い制度は家賃の1年分を先に納めることで収入に対する審査をパスする制度になります
働き方も最近では様々になっており、サラリーマン対象の収入審査だけでなく支払い能力がある方には別の審査方法を用意されています
『所得がない』『所得が少ない』などの場合はUR賃貸一時払い制度を利用することでスムーズに入居できる便利な制度になります
一時払い制度は1年払い~10年払いまで選ぶことができます
先払いする事で数百円~数千円程度の割引を受けることができます
2年目以降の家賃の支払いは先払いした分を支払い終えると通常通り毎月家賃を支払っていくこともできますが、先払いをすることもできます
UR賃貸の入居審査方法は他にもある
UR賃貸では審査方法は3つあります
- 基準月額の審査・・・所得審査
- 一時払い制度・・・・1年分前払い
- 貯蓄基準制度・・・・預金残高が家賃の100倍
の方法があります
よく利用されている基準月額の審査は収入の月平均が家賃の基準額より上回る必要があります
単身世帯・・・家賃の4倍もしくは月25万円以上の収入(家賃20万円以上の場合は40万円の収入)
家族世帯・・・家賃の4倍もしくは月33万円以上の収入(家賃20万円以上の場合は40万円の収入)
一時払い制度を利用しない場合は昨年度の収入額が対象
月平均の収入を計算するのによく混乱することがありますが、計算方法は総収入を12で割る数字になります
基になる所得は源泉徴収票と確定申告されている方で書類が変わります
源泉徴収票の総収入を確認
税務署発行の納税証明書その1を確認
所得審査で注意したことが現在も仕事をしている事です
もし、転職されている場合は
UR賃貸所定の所得証明書をお勤め先で書いていただいた所得(収入証明書)
所得審査の場合は元になる収入証明を提出します
一時払い制度のメリット
割引を受けることができる
家賃を先払いを利用する事で数百円~数千円程度の割引を受ける事ができます
ただ、先払いした家賃に比べて割引額が僅かになりますので、ほとんどの方あまり喜ばれる方は少ないようです
先払いに限ったことではありませんが、UR賃貸住宅の毎月の家賃の引き落としの手数料はUR賃貸が負担されているので入居者が振込手数料を支払う必要はありません
毎月の事なので非常に嬉しいシステムです
必要書類が少なくて済む
一時払い制度を利用する事で所得関係の書類が不要になります
サラリーマンの場合は源泉徴収票・課税証明書の提出が必要です
源泉徴収票は会社で無料で取得可能ですが、課税証明書は最寄りの役所で300円~500円程度かかります
確定申告されている方は税務署で納税証明証その1が必要です
一時払い制度を利用する事でこのような書類が不要となります
2年目以降は前払いなし
一時払い制度は1年目の前払い期間が終わると2年目の前払いが必要だと考えている方もいらっしゃいますが、2年目以降は前払いする必要はありません
入居する当初に前払い期間(1年目~10年目)まで選択しますが、その後は特に何もする必要はありません
一時払いのデメリット
初期費用が高くなる
一時払い制度を利用する場合は契約する家賃の最低1年分必要になります
更に敷金として家賃2か月分と日割家賃、日割共益費が必要です
総額で家賃13ヶ月分以上が初期費用になります
初期費用はUR賃貸住宅で本申込時に振込手数料不要の振込用紙が貰えます
金融機関より振込が便利です
途中解約できない
一時払い制度を利用すると途中解約することができません
ただ、やむ負えない事情があれば途中解約が可能です
UR賃貸にご相談させていただくと理由があれば途中解約も認めていただけ、返金に応じてくれるそうです
ご心配の方は契約時に再度確認する事をおすすめします
制約があります
家族でない場合はハウスシェアリング制度を利用しますが、審査内容は所得審査だけになる為に一時払い制度をご利用する事ができません
また、敷金の分割払い制度も利用する事ができません
UR賃貸のキャンペーン期間中の当初の家賃が免除されるフリーレントを希望される場合は注意が必要です
フリーレント期間に応じて前払いの期間が変わります
- フリーレント1ヵ月を利用する場合は1年以上の前払いが必要
- フリーレント2ヵ月を利用する場合は2年以上の前払いが必要
まとめ
UR賃貸一時払い制度は家賃1年~10年までの先払いをする事で所得審査が不要になります
所得が不安定な方や無職の方などがよく利用する制度になります
長年賃貸の仲介をやっておりますが、なかなかこのような入居審査を行っている住宅はあまりありません
初期費用が家賃1年分と敷金(家賃2か月分)日割家賃・日割共益費が必要になるためにかなり大きな金額を用意する必要があります
制度としては途中解約できないとされていますが、やむ得ない事情であれば解約することもできます
メリット、デメリットを考えて利用してください
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